祭神:速玉男命・伊弉諾尊・伊弉冉尊・国常立命・事解男命
1573年、当時の神司・見埼将監(けんざきしょうけん)が、霊夢に熊野三社の神がこの地に遷られるのを見たのち、早直に地頭を同行して山へ行った所、逆さに立てられた神榊が生をもち芽吹いているのを発見した。その地に祠を建て、紀州の熊野三社大権現を勧請し、熊野江神社と言われるようになったという。のちに、現在地に奉還されたことで、元は『福村』という村の名前も『熊野江』に改められたと伝えられる。
ヤッコソウ
熊野江神社の境内には、『ヤッコソウ』が自生している。
通常、種子を作る植物は緑色の葉を持っていて光合成をして必要な養分を自分で作るが、『ヤッコソウ』は、全体が白色で緑色の葉を持っていないのが特徴。自分では養分を作ることができず、別の植物にくっついて養分をもらっている”寄生植物”。
「やっこさん 」に似た姿からこの名が付いた。乳白色で全長3cmほどの可愛らしいヤッコソウは、11月末頃が見頃となっている。
また、島野浦島でも自生したヤッコソウを鑑賞することができる。

住所 | 宮崎県延岡市熊野江町1741番 |
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